ソファ屋が考える椅子として、ゆったりとリラックスして座れる椅子を作りました。革帯が人の形に合わせて柔軟に優しく支えてくれて、心地よい時を過ごすことができます。
厚革で作られた帯状の背もたれは、人の形や角度に合わせてフィットします。国内最高レベル品質である栃木レザーの厚革は、使うほどに柔らかくなり、優しく支えてくれます。
背もたれに柔軟性があるため、いろんな体型の人に合わせてくれます。正面から座るだけでなく、斜めに座ったり、だらりと座ったりしても、快適な座り心地です。硬い木の背もたれではできないことです。
ソファ屋らしく、座り心地にこだわりました。座面の革の下には、バネの代わりに「パワフルメッシュ」というクッション性あるシートを張り、柔らかく身体を受け止めてくれます。また、椅子の軽量化も実現しました。
座面の高さは42cmあるいは39cmのどちらかをお選びください。家庭で使う椅子の座面の高さは、42~43cmが一般的です。しかし、平均的な日本人に合わせて設計すると39cmがおすすめです。(39cmの場合はテーブルの高さは65cmがおすすめです。)
良質な革ほど表面の仕上げが薄く、革本来のキズやシミが残っています。しっとりとした肌さわりや、使っていくうちに、革らしい風合いの変化が起こります。また、革のグレインと呼ばれる、革の繊維構造の中で一番丈夫な部分を残すことで、より耐久性の高い革に仕上がります。
ヴォーノ(厚革) 厚革の圧倒的な耐久性と「存在感」を重視したい方に |
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お客さんから、革張りの椅子があったら良いのにと言われたこともあり、革を活かした椅子を作りたいなと、ずっと思っていました。やるなら他にない椅子を作りたい。
ソファはたくさん設計してきたけれど、椅子の設計は初めて。人間工学のテキストを読み返しながら、基本的な設計アイデアを積み重ねて、モックアップも作ってみた。
背もたれが柔らかい革で、吊り構造になっていると、身体に馴染んでとてもフィットする。しかし革の変形をどの程度まで抑えられるか?新しい課題が出てきた。
座にはパワフルメッシュで補強し、背には芯材を入れて型崩れしにくくしてみる。芯材が硬いと歪みにくいが、身体にフィットしない。どの程度硬くすればよいか?まだ研究が必要だ。
穏やかな時間をソファで(東京都/東京新宿メディカルセンター)
飽きのこない洗練されたデザインに惹かれて(奈良県/T様邸)
只今、準備中です。(-)
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