植物性タンニンとクロムとの混合鞣し革です。クロム鞣しのやわらかさと、植物性タンニンのしなやかさが合わさって、コシのある特徴的なやわらかさと丈夫さを兼ね備えた革になりました。フルグレインと呼ばれる銀面を残した耐久性の高い革で、革本来の傷跡も残っています。表面はウレタンコーティングされているので、革のお手入れは基本的には不要です。明るい部屋で使用しても、色は褪せにくく汚れにくいです。表面のウレタン塗装が、長年の使用によって劣化しひび割れてきたら張替えが必要です。
仕上げ | セミアニリン仕上げ |
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鞣し方法 | タンニン+クロム |
生産地 | 日本(兵庫) |
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原皮 | 北米 |
自然な革傷 | ![]() ![]() |
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革本来のシボ・シワ | ![]() ![]() |
色ムラ・色ブレ | ![]() ![]() |
革の香り | ![]() ![]() |
革のしっとり感 | ![]() ![]() |
吸湿性がある | ![]() ![]() |
風合いの変化 | ![]() ![]() |
汚れやすい | ![]() ![]() |
爪痕がつく | ![]() ![]() |
革が伸びる | ![]() ![]() |
色が褪せる | ![]() ![]() |
服に色が移る※1 | ![]() ![]() |
お手入れが簡単 | ![]() ![]() |
※1:湿気が高い、あるいは圧力が強くかかる場合
使い込むほどに革の表面が滑らかになり艶が出てきます。革らしさの残るセミアニリン仕上げですので、塗装面は傷が付きやすいです。表面のウレタン塗装が長年の使用によって劣化すると、ひび割れてきます。
【顔料仕上げ革】表面をウレタン塗装が保護しているので、通常は週1回乾拭き程度の簡単な手入れで大丈夫です。 手垢がついた場合は、ぬるま湯で絞ったタオルで拭いて下さい。その後水分を取るように乾拭きをして下さい。
【革用クリームについて】塗装膜が革を保護しているので、メンテナンスのクリームなどは染み込みません。 クリームの種類によっては相性が悪く、塗装膜を劣化させる可能性があるので、 基本的には使用しないで下さい。 クリーナーなども同様です。クリーナーの種類によっては、溶剤や研磨剤が入っている場合があり、表面は 綺麗になることもありますが、塗装膜を痛めることになり、耐久性が落ちてしまうのでおすすめしません。