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東京都O様

これが最後の本革ソファ

LATUNTO

  • 3P
  • WM104
LATUNTO(ラトゥント)北欧風の革ソファ

陽の光がいっぱいに入るリビングに3人掛けのソファ、LATUNTO(ラトゥント)をお届けしました。

ソファに座ってくつろぎたい

神宮前SHOPにご来店されるお客様には「ソファはどのように使っていますか?」と伺います。O様は「今のソファは主人が座ると座れないのよ。」と答えられたこと、覚えています。

その時、使用してたソファは国内メーカーのモデルでした。数年使っていらしゃいましたが、座面の両端が反り上がっていた形のため、一人が真ん中に座ると、もう一人はその反り上がっている斜めの部分に座ることになってしまうそうです。デザイン上、寝るのに適しているソファだったのですね。結局、2人がリラックスできないということで、新しいソファを検討することになりました。

購入するのは、これで最後のソファ

LATUNTO(ラトゥント)北欧風の革ソファ

探し始めは、百貨店でなんとなく良いな、と言うソファも合ったそうです。それは海外製のもので重量がかなりあり、レイアウト変更などの移動の際に不便と思い、断念されました。そこから、O様のソファ探しが始まります。

5.6店舗の家具やさんへも来店したそうですが、しっくりくるものがなく、WEBで検索し、ようやく弊社のサイトを見つけたとのことでした。

「きっと、ソファを新調するのはこれで最後でしょ?だったら、妥協しないものを選ぼうと思って。」と、言っていました。

2cmカットした脚

LATUNTO(ラトゥント)北欧風の革ソファ

身長154センチの奥様に合わせて、脚を2cmカットしました。座面高さを400cmから380cmに変わるのですが、そうすることで、かかとが床に付いて安定感ある座り心地になります。そのままでも悪くはなかったけど、やっぱり脚を短くしてよかったと、納品時に言ってくださいました。よりフィットする座り心地になったので、ほっとしています。

聞くと、一部のダイニングチェアも脚をカットし使用しているそうです。

カンディハウス(ハナコ)ダイニングチェア
<十数年前に購入したカンディハウスのチェア「ハナコ」>

こちらもカットしたことで座り心地がよくなり、他の種類のダイニングチェアもありましたが、結局はこの椅子に座っている事が多いそうです。長く使ってるということは気に入った座り心地ということですね。数年後ソファも、居心地いい場所になれば嬉しいです。

選んだ革はライトブランのWM104

LATUNTO(ラトゥント)北欧風の革ソファ

WMランクはイタリア産の染料革です。特にWMの特徴であるしっとりとした肌触りを気に入って頂きました。この本革は見た目はスムース調で上品な仕上がりです。その中でもライトブラウン(WM104)は主張しすぎない色合いで、お部屋のインテリアに馴染ませやすいです。もっと明るい色でも検討されていましたが、ご自宅で革サンプルを見た際に、このライトブラウンがO様のリビングに似合うカラーになりそうということでした。

お部屋全体のカラーを合わせたことで、イメージ通り上品な雰囲気になりましたね。

肘の低さは魅力の一つ

LATUNTO(ラトゥント)北欧風の革ソファ

LATUNTO(ラトゥント)は肘の低さが魅力の一つです。

実は、O様のご自宅ダイニングチェアとソファの間は60cm程度です。一人が通るにはギリギリの寸法ですね。本来であれば見た目でいうと、ちょっと窮屈な感じになります。そう見えないのは、肘先に向かうにつれ、低くラウンドした形状になっているデザインだからこそですね。

「キッチンに行く動線の邪魔をしない、見た目の圧迫感も抑えられるのは、肘の低さのおかげですね。」とO様も言われていました。

肘があることで、腕の置き場ができること、立ち上がりしやすいことも肘ありの魅力です。

気に入っている「鍋島緞通の絨毯」

革ソファと鍋島緞通の絨毯

ソファの前に置いているのは、国内では珍しく手織り絨毯の「鍋島緞通」です。密度の高いコットンが敷き詰められ、染色された色や柄には独特の存在感があります。

絨毯の天然素材はウールが一般的ですが、鍋島緞通は綿100%で作られています。歩くと柔らかい感覚があり、とても心地よいです。

実は鍋島緞通は奥様出身の佐賀県が産地。私達のソファ工場がある広島はご主人のご実家がある場所。「偶然だけど、なんだかそういう安心感ってあるじゃない?」と奥様はおっしゃっていました。自分たちのルーツが所有する家具の産地とは、身近に感じ安らぎが生まれるのかもしれません。

もっと住心地がいい場所に

LATUNTO(ラトゥント)北欧風の革ソファ

マンションは5年前にリフォームし、落ち着く濃い色にされました。壁面の一部は木の縦スリットを、リビングの続き間にある寝室は畳のベッドにして。和のテイストがいたるところに感じますね。旅先の宿泊場所で、和を感じるお部屋が心地良かったそうで、自宅もその雰囲気を取り入れていらっしゃる様子です。

譲り受けた愛着あるもの

O様のご自宅には旅先で購入した物、ご実家から譲り受けたものが飾られています。まだまだ、小物や家具を追加したり、入れ替えたりしてくのだとか。因みに以前まで使っていたソファは未だ使えるので、娘さんに譲ったそうです。受け継ぎ、譲る、長く使える愛着あるものだからこそできることですね。

思い入れのある絵画
<ご実家から譲り受けた絵画>

ソファが来る前はこのチェアの場所が奥様のくつろぎの場所の一つ。

本革アームチェア
<昔から使っているラウンジチェア>

心地よい時間

ダイニングから見る眺め

窓から見る景色は、春は桜並木、夏は新緑ととてもいい眺めだそうです。ソファに座って、ほっと一息ついた時、窓の景色に四季を感じるのはとても居心地がいいですね。

O様、末永くご愛用くださいませ。

文章・写真:兼田

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