瀬川 全澄さん(大阪府)
休日の昼下がり、妻は小説を、娘はコミックをソファで楽しみながら、穏やかな時間を過ごしています。
【受賞者コメント】
活字中毒の私の影響もあってか、家族みんな本が大好き。ある休日の昼下がり、妻は小説を、娘はコミックをそれぞれに楽しみ、穏やかな時間が流れる。そんな日常のひとコマを撮りました。趣味のカメラは娘が生まれたことがきっかけ。ずっと撮り続けてきた家族の写真が、栄えある賞に選ばれて嬉しく思います。
審査員:佐々木 康裕
休日の家庭に穏やかな家族の時間が流れている感じが二人の表情、自然光のまわり方から感じられ、見ている私が豊かな気持ちになりました。
審査員:中川 和彦
日本でありがちなソファの使い方。母娘それぞれが相手を気にせずに別々に読書をしているが、読書でつながっている。
大たまたま今回の募集を見つけ、先日撮った写真に応募できそうなものがあったなぁと思い今回の応募に至りました。子供たちの様子と窓から射す光の雰囲気が良くて二階から思わず撮影しました。
自然光の入り方が綺麗で構図的にも緑がとてもアクセントになっていると思います。お父さんの子供達への愛情が現れた作品だと思います。(佐々木)
夫婦二人には大きかったソファー。双子の娘たちを授かり、家族4人で寛ぐにはちょうど良い。今では、1歳半になった双子たちの絵本の特等席。これからもずっと、この家の中心で家族を見守っていてくれるだろう。
夫婦二人には大きかったソファー。双子の娘たちを授かり、家族4人で寛ぐにはちょうど良い。今では、1歳半になった双子たちの絵本の特等席。これからもずっと、この家の中心で家族を見守っていてくれるだろう。(中川)
寝そべって本を読めるソファーに憧れていた妻ですが、気持ち良すぎてすぐ寝てしまうようです。猫は、私が帰ってきたことに気づいてくれたようです(笑)
このうたた寝が気持ちいいのですよね!私の日常と同じです。我が家も同じく、ワンコが主人の帰宅を待ってくれます。(榎)
ソファの後ろに本棚を作って、好きな本をすぐ読めるようにしてます。読んでるとみゅうが膝にのってきます。撮影のためひとりにしていますが。問題はソファの肘掛けをつめとぎにするのでばりばりに。ま、みゅうなら許そうと。
人は写っているいないが、本好きな主の姿が伝わってくる。いつもの場所は猫のみゅうの左側、青いクッションのあたりだろうか。日々の本とみゅうとソファのある安らぎのある暮らしが見えてくる。(辻)
このソファのある一角は夫婦共にお気に入りの場所です。休日には趣味に関する本や好きな雑誌を気ままに読み、ゆったりとした時間を過ごしています。
部屋に溶け込んだソファが、一冊の本でコミュニケーションの場になる。本を通じて穏やかな時が感じられる。(中川)
CRAFT JOURNAL
有限会社 プラスプロモーション代表
「本」を通して「家族とのコミュニケーション」だったり「自分の時間の過ごし方」など、一瞬の時間を切り取った写真が多かったように思います。この一瞬が、かけがえのない思い出になるのだろうと感じました。日々を愉しんで過ごすための空間作りやインテリアのお手伝いという自分の仕事が改めて好きだと思わせていただき、心より感謝いたします。
林源十郎商店プロデューサー
有限会社 くま代表
「本とソファ」といってもいろんなスタイルがあるんだなと、楽しく拝見しました。寄り添ったり、寝そべったり、ソファを机代わりにしたり、兄弟まとわり付きながら読書したりと。リラックスしすぎなほどの日常を見せてくれるのも、ソファが日々の暮らしの真ん中にあるからこそ。今回テーマが本だけに、よりソファと家族の安らぎのある暮らしが感じられました。
株式会社 ドゥーブルアッシュ 代表取締役
Heroomtage Heroomtage Deuxオーナー
私は今回で2回目の審査になりますが前回より格段に応募者のレベルが上がったように思いました。審査が非常に難しかったです。テーマに沿った素敵な写真が綺麗な画質でたくさん拝見出来たのは僕にとってもありがたいことだったと感謝しております。是非このイベントを続けて行って欲しいと思います。
株スタンダードブックストア オーナー
(株)鉢の木 代表取締役
カフェを併設する本と雑貨の店「スタンダードブックストア」心斎橋・茶屋町・あべの の3店舗を運営。本は扱うが本屋を営んでいる意識は希薄で人が集まり、人と人が直接触れ合う場を提供したいと考え、ジャンル問わず様々なゲストを招いてイベントを数多く開催。「本屋ですがベストセラーはおいてません。」を掲げ、本屋の枠を超えた活動でも、本と本屋の楽しさを伝えている。