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ソファの選び方

HOW TO CHOOSE YOUR SOFA

ソファを選ぶポイント

ソファの選び方は人それぞれです。ここでは、ソファ屋の視点からの選び方を紹介します。
お客さまのお話を聞いていると、ソファ選びで迷うポイントは、デザイン・サイズ・価格・品質・座り心地などですが、「座り心地」で選ぶのが、最も後悔しない結果につながると考えています。

  • 「見た目」で選ぶということ

    ソファを選ぶ際の最初のポイントは「デザイン」だと思われますが、実際に人が感じる印象は「色」が大きな割合を占めています。
    国産のソファーメーカーでは、オーダーメイドで色を選べるのが一般的です。デザインを気に入った場合、ぜひ他の色で仕上げた写真を見せてもらってください。色を変えると好みでないのなら、色で選んでいるということなので、違う視点でソファを探してみてはどうでしょうか?

  • 部屋に置いた時の「サイズ」感

    ソファをデザインしていると、大きなソファは見た目のバランスが良いなぁと思います。
    実際に家に届いたら、店舗で見るときよりも、一回り大きく感じるので、いかに部屋の大きさに適したサイズにするかがポイント。背の高さでも印象が変わります。近年では、窓が大きく壁が少ないリビングが多く、中央にソファを配置することが増えました。テレビとダイニングテーブルの間にソファを置く場合、背の低いソファが適しています。

  • 脚の長さで印象が変わる

    高さが同じくらいであれば、脚の長いソファの方が、比較的ボリューム感が抑えられた印象を受けるため、部屋が狭苦しくなる心配をされている方にお勧めです。お掃除ロボットも通れるので、ソファの下にホコリがたまる心配もなくなります。

  • 「価格」と「品質」について

    国産ソファブランドだけで価格を比べて見ると、3人掛け布張りソファで20~40万円、総革張りで40~80万円が一般的という感じだと思っています。その価格差を出している大きな部分は、使っている材料の差です。特に張地やクッション材はコストに占める割合も大きいのです。

  • 長く愛用するソファだから

    東南アジアで作られたものから、高級ブランドのソファまで、ソファの価格帯は広く、適正価格が分かりにくいかもしれませんが、国内で製造しているソファーメーカーの価格は概ね適正価格です。
    ですので、やっと見つけた気に入るソファが予算オーバーだったら、妥協せずに、気に入ったソファが買えるまで待つことも選択肢に入れてみませんか?妥協せずに選んだソファは、きっと長い期間愛用されます。そうしたら、一年当りは安いものではないでしょうか?

座り心地での選び方

座り方は人それぞれクセがあり、座り心地の好みも十人十色です。ですので、どれがベストとは言えませんが、15分くらい座り続けられて、立つ時に身体が疲れてなければ問題ないです。ただ、より良い「座り心地」のために知っていただきたいことがあります。

  • それぞれに合った座り心地

    人間工学を学ぶ中で、ソファの設計に関して2つの悩みがありました。
    1つは、家族で共有するソファのサイズが、身長や体格によって異なること。
    もう1つは、立っているときより上半身の筋力を使っているので、ソファに座って本当に身体は休まっているのだろうかということ。
    散々考えた末に、私が出した結論は「調整できる」ことと「様々な姿勢で座れる」のが良いということです。

  • 「調整できる」ソファ

    日本人男性の平均身長は170cm程度で、殆どの椅子やソファはその基準で設計されています。つまり身長150cmの方は、座面が高すぎて、奥行きが深すぎるソファに座っているのです。ですので、背もたれの前に様々なサイズのクッションを置くことで、自分の体型に合った座り心地を作れるようなソファを作りました。

  • 「様々な姿勢で座れる」ソファ

    お客さんからのお話で、座面に足を上げて座ったり、床に座ってソファを背もたれにしていることが分かりました。長い時間同じ姿勢で座っていると、身体のどこかの筋肉が疲れてくるので、姿勢を変えたくなるからです。ソファ屋としては、床に座って背もたれにされると、なんだか床にソファが負けた気持ちになりました。じゃあ、ソファの上でいろんな姿勢で座れたら、より快適になるのではないかと考え、奥行きが深くて背の高さが低いソファを考えました。

張り地の選び方

「張り地」も、見た目と機能とに大きく影響を与えます。中でも悩まれるのが、布か革かです。張り地それぞれにメリットとデメリットがあります。

  • 布は、色や柄の選択肢が多く、インテリアのコーディネートが容易であり、通気性があり快適です。また、革と比べて摩擦係数が大きいため、座っていて疲れにくいです。糸の素材によって特性が様々で、自分の求める機能に応じた素材が選べます。コットンは、夏は汗を吸って涼しく、冬は体温で暖かく保ってくれます。リネンは洗濯に強く、夏にはサラッとした感触で快適です。ウールはチクチクしますが、キューティクルがあることで汚れにくく、伸縮性があるため皺になりにくいです。

  • ソファに張る革は、一般的には革は塗装されているタイプが多く、塗装膜が革の汚れや色褪せを防いでくれるため、小さいお子さんやペットが汚すことを気になる方におすすめです。布と比べて耐久性もあり、経年変化が少ないことが、日々のストレスを軽減してくれます。当社には塗装されてない、経年変化を楽しめる革もラインナップに加えています。

心豊かな暮らしにソファを

ソファは見た目ではなく、自分の好きな「座り心地」で選んでもらえると、長く使ってもらえて一年当りは安いものになります。たくさん座り比べて、自分たちにとってベストなソファを見つけてください。そうして末永くご愛用ください。

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