革は鞣し方や仕上げ方法などによるつくり方によって、革の表情やお手入れ方法が変わってきます。あなたらしい革をお選び下さい。
革の特性 | 使用中の変化 | |||||
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種類 | キズ | 色ブレ | お手入れ | 色あせ | 汚れ | 爪痕 |
ヴォーノ | 3 | 3 | 必要 | 3 | 3 | 3 |
ジーンズ | 4 | 3 | 必要 | 3 | 3 | 3 |
KW | 5 | 5 | 必要 | 4 | 4 | 5 |
ヌメ革 | 5 | 3 | 必要 | 2 | 5 | 2 |
SS | 4 | 5 | 必要 | 5 | 4 | 4 |
KZ | 4 | 3 | 不要 | 2 | 1 | 1 |
MY | 4 | 1 | 不要 | 1 | 1 | 1 |
MS | 4 | 1 | 不要 | 1 | 1 | 1 |
評価 | 5:あり | 4:ややあり | 3:普通 | 2:あまりなし | 1:なし | - |
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塗装せず染料で色を付けた革です。(一般的にアニリン仕上げと呼ばれています。)素肌に近いため、革に本来ある傷やシミは残っていますが、革らしい肌触りや風合いの変化を楽しむことができます。
汚れ(シミ・黒ずみ) 飲み物を溢すと、跡がつきます。手や素肌が触れる部分は、手垢で汚れていきます。 |
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爪痕 塗装膜がないため、爪などによる引っかき傷がつきます。引っかくと革の繊維が毛羽立って白く目立ちますが、使ううちに目立ちにくくなります。 |
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色あせ 紫外線に当たることで、色(染料)が抜けて色褪せていきます。窓から離れた部屋の奥では、色褪せも起こりにくいです。 |
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色移り 濡れた状態では染料が滲み出やすくなり、服に色が移る可能 性があります。 |
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色ブレ 染料仕上げの革は色ブレが起こります。 人の肌と同じように、牛の肌もコンディションは様々で、染まり具合が違います。また、ロットによっても色がブレます。 |
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お手入れ 半年~1年に1度、メンテナンスオイルを塗って下さい。使っていくうちに革の油分が抜け、革が痛みやすくなります。オイルを補給することで、より長く使ってもらえます。 |
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顔料を表面に塗装した革のことです。表面の塗膜の厚みにもよりますが、汚れや傷はつきにくく、色褪せもしにくいです。メンテナンスも簡単です。反面、染料仕上げと比べ、革本来の風合いや肌触りは劣ります。
汚れ(黒ずみ) 手垢などの汚れは、硬く水を絞ったタオルで水拭すれば取ることができます。(しつこい汚れの場合、中性洗剤を使用してください。) |
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経年変化 表面のウレタン塗装は、長期間の使用によって劣化しひび割れてきます。そうしたら張替えの時期です。 |
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お手入れ 日常のお手入れ方法は乾拭きのみで充分です。 |
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「フルグレインレザー」とは革の表面=銀面がある革のことです。革の繊維構造の中で一番丈夫な「銀面」を残すことで、より耐久性の高い革に仕上がります。表面を削っていないため、革らしい質感と表情があります。革が本来持っている。生前のキズやシミなどナチュラルマークがそのまま表面に残っています。耐久性に問題なければ、そのまま使用します。
コットンやリネン、ウールなど天然繊維を含む、手触りのいい生地を中心に豊富なラインナップを揃えています。オリジナルの生地は、日本・ヨーロッパ・アジアから調達しています。