心石工芸の沿革とソファ


応接セットの時代
自宅を建てる時には、必ずと言っていいほど玄関脇に応接間があった時代。そ の部屋に、対面式の豪華な応接セットを置くのがステイタスシンボルでした。
マッキンレー
ヒット商品で、今でも長く愛されているモデルです。今でも張替え依頼をいただいています。
シーザー
心石会長が完成度が高いと評価していたモデルです。企業の応接間に多く採用いただきました。
エンゼル
一般家庭の応接間でたくさん使っていただいたモデルです。
応接間からリビングの時代へ
家に人を招くことが減り、ライフスタイルの変化に伴って、応接間を普段使うリビングへ変える人が増えました。より寛いだ雰囲気になる、コーナーセット全盛の時代でした。
エミール
大きな総革のコーナーセットです。当時は、心石工芸として背伸びしたクラスのモデルでした。
プレステージ2
コーナーセット初期のヒットモデルです。類似したモデルを、いくつも販売していました。
リベエル
座り心地の良さが人気でした。3Pや1Pもよく売れたモデルです。くる日もくる日も作っていました。
実用性とデザインが重視される時代へ
物心ついた時にはリビングにソファがあった人たちがソファを買い始めると、座り心地や耐久性、デザインの好みでソファが選ばれる時代になり、より完成度の高いソファが求められるようになりました。
リポーズ
研究を重ねて開発したクッションの座り心地が人気でした。初めてヌメ革を貼って展示会に出品したモデルです。
フォレッタ
肘を収納やテーブルとして使うアイデアが人気を集めました。美しさと実用性を兼ね備えたモデルです。
サン
日本のインテリアデザインに合うフォルムのソファを、額縁屋(伝統工芸)さんと共同開発しました。
使う人の価値観がソファに反映される時代
人に見せるためではなく、自分たち家族がどう過ごしたいのかが、大切にされるようになりました。モノの価値ではなく、そこで過ごす時間の価値でソファを選ぶ時代へと変わって来ました。
ヒビキ
川崎文男さんデザイン。時代を越えて長く使って欲しいというブランドコンセプトを体現したモデルです。
ピアーナ
カウチを単品で使う、あぐらをかく深い奥行きなど、それまでの設計思想を覆すデザインのモデルです。
ゼン
あぐらをかいて座りたい。お客様の声から日本人の習慣に合わせて進化したソファです。