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シミも家族の過ごした歴史ですよね

MAINTENANCEPREATER

  • KW25
  • デイベッド
KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

愛知県にお住まいのG様。とにかく低いソファを探していたところ、ネットでこのデイベッドソファ(PREATER)を発見し気に入って頂けたとの事。一年ほど前にご購入いただきましたが、今回革のメンテナンスを行いにお伺いさせて頂きました。お部屋に入った瞬間、「広い部屋だなぁ」という印象を受けました。

KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

G様は、3歳の女の子がいらっしゃる、三人暮らしのご家族です。
娘さんがリビング(ソファ前)で遊べるように、お部屋の広さに対してソファは小さめのサイズにされています。 高さを抑えたソファは、リビングに中心に配置しても、ダイニングやキッチンから娘さんが遊んでいる様子が見えやすくなっています。 ソファの後ろにはコンソールを置き、機能的に家具が配置されています。 リビングとダイニングをゆるく仕切るのに、背もたれのないデイベッドは効果的ですね。

KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

革の経年変化が好きという、革好きのG様。 プリーターを購入されてから、メンテナンスをしながらお使いくださっています。

窓の近くに置いているわけではありませんが、南向きの大きな窓から光の入るお部屋という事もあるのか、革は少しカサカサとし、爪痕が目立つくらいになっていました。

KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

さて、メンテナンスの開始です。
この小さなクッション(PAW CUSHION)は、表面を塗装した革(KZ#424)で作られています。 この革の様に塗装された革は、水を硬く絞ったタオルで軽く拭く程度で十分です。 ハンドクリームやヘアクリームが付いたまま使っていると、紫外線などの影響で表面が劣化したり、色が変わってしまったりします。それを防ぐためです。

KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

次に本体のオイルレザー(KW#25)のお手入れをします。
まずは、革の表面の汚れを、水を硬く絞ったタオルで拭き取っていきます。 “タピール” のおかげか、水分の吸い込みは少ない気がします。 Gさんの使っている “タピール” はサラサラとしたオイルなので、油脂分が抜けやすいのかと思われます。 革には、粘度の高いオイルの方が入りにくいのですが、一方で、浸透したオイルが抜けにくいようです。 当社のメンテナンスオイルの方が粘度が高く、よりしっとりとした仕上がりとなるので、お勧めです。

KOKOROISHI MAINTENANCE-OIL 


KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

少し汚れが取れてきたのと、タオルを水で濡らしているため、染料がタオルに移ってきました。 時間が経ち表面の水分が乾くと、色は服などに移りにくくなるのでご安心を。

KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

少し時間をおき、表面が乾いてきた頃に、オイルを塗っていきます。
ハンカチ大のウエスにオイルを染み込ませ、革に薄く塗り伸ばしていきます。 すると、爪痕が消え、革がしっとりとしてきました。

KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

オイルがボトルに付いてしまったら、付属のヌメ革のタグで拭いてください。 革が油分を吸い取って、あっという間にサラサラになりますよ。

KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

今回は、更にワックスを塗りました。
ワックスを塗ることで、少し撥水効果を持たせ、革も強くなります。 数時間したら、ウエスで表面に残ったワックスを拭き取ってお使いください。

蜜蝋WAX 


KOKOROISHIの革ソファ(オイルレザー)のお手入れ

メンテナンスをしたことで、革にジュースをこぼしたような染みも、少し目立ちにくくなったようです。

日頃からG様ご自身でメンテナンスをして頂いていたおかげで、日常生活の中でついてしまった汚れも、今回のメンテナンスで綺麗にすることができました。こうしてソファを大事に使っていただけるのは、私たちにとっても嬉しいことです。

G様は、奥さんの実家に近い場所に家を建てた事で、お爺さんやお婆さん宅にも行きやすくなり、まさにスープの冷めない距離でした。



文章:心石 
写真:岩井

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